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可児貴子 日本画作品展
〈煌めきをひろう〉
2026年5月15日|金| - 21日|木|※日曜日休廊
11:00-18:00(最終日17:00閉廊)
通常、絵の具を重ねていくたびに、画面の色は濁っていきます。
制作をしていると、その中から確かに何かが煌めいて立ち現れる瞬間があります。
それは素材の煌めきであったり、色の輝きであったり、あるいは画面全体に宿るものだったりと、さまざまです。
はっきりと形や言葉にできるものではありませんが、それらは確かに存在しています。
意図して生み出そうとしても思い通りには現れず、むしろ予期しないところから立ち現れることのほうが多いものです。
それを逃すまいと掬い上げる感覚は、私にとって非常に大切にしている感性でもあります。
普段から、岩絵具や和紙といった日本画材を用い、自然の風景や物質の質感を主題とした絵画制作を行っています。
山々や大地、海、草花といったモチーフを通して、四季の移ろいや光、空気の湿度のような、目に見えにくい感覚を描き出そうとしてきました。
制作の根底には、自然に対する畏敬や畏怖の感覚があります。
幽玄とも言える静かな気配や時間の広がりを意識しながら、具体的な風景の描写と、形態や色彩を整理した抽象的な表現とのあいだを往還することで、形を持たない感覚や概念を具象化することを試みています。
池袋 栗原画廊
03(3982)6044
〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-19-5 寿マンション1F
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